夏のメランコリー

昼の日差しをたっぷり吸ったアスファルトから

立ち上る熱気のかすかに生ごみの匂いのする

人気の少ない休日の商店街。

花を買おうと思ってはみたものの

すでに店を閉めてしまった花屋の店先には

砂まじりの埃が漂う灰色の黄昏が

わだかまっているだけ。

暗くなっていく乾いた道筋のかなたから

祭りの準備に集まる人々の打つ太鼓の音が

遠雷のように聞こえてくる。

生きるって、こんなに寂しかったっけ。












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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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やっとみつけた本当のわたし。自分探しはもうおしまい。ずっとまえからここにいる。わたしの名はメランコリー。

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