真夏の夜のメランコリー

ばりっと音がして

胸がはりさけた。

朽ちた扉の向こうに

花園の輝きを垣間見ながら

沈んでいく後悔の沼地

のしかかる幾多の記憶が

あり得たはずの幸せの写し絵を

押しつぶし打ち砕く

息も絶え絶えに赦しをこいながら

沈んでいく沼地の底に

悔恨を抱えた魂の

永遠に眠ることのできぬ

恐怖があるのを知る。


それこそがわたしの罪


望んだわけでもなく

ただ求めるものを

つかみ損ねただけだと

思っていた

わたしの罪ではないと

思い込んでいた。


それこそがわたしの罪


はりさけた胸の痛みに

記憶のループがまとわりついて

後悔の沼地の底に

沈んでいきながら

わたしはわたしの罪から

逃れられない。

後悔の沼地に沈みながら

垣間見た他人の幸福が

なおさらはりさけた胸に

塩を塗るような痛みをもたらし

それだけではなく

他者の不幸ですら

それすら祝福のうちに

あるように思えて

わたしは祈る言葉さえなくし

どこまでも沈んでゆく。


神よ、わたしはどうしたら

救われるのか。

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テーマ : 詩・和歌(短歌・俳句・川柳)など
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Re: こんにちわ^^

sado josoさん、いつもコメントありがとうございます。

また夏が巡ってきて、感性は干からびてしまっています。

信じているのか、いないのか、ただただかなたの何者かに 焦燥感を向けているだけのような気もし・・・。

それでも、ゆうべは少しだけ、澄んだ水の気配を感じる夢をみました。

こんにちわ^^

信じる者は救われる…いぇ、信じるだけでは救われません。
他の生命が生きる手助けをしてあげる事…多分、神はそうおっしゃると思いますよ^^
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majikanakajima

Author:majikanakajima
やっとみつけた本当のわたし。自分探しはもうおしまい。ずっとまえからここにいる。わたしの名はメランコリー。

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