ねじばな

遠い記憶のなかで

「踏みにじられた」という

思いがあって

だからこそ愛を拒絶する。

あまりにも無邪気な心は

知らずに傷つき

あまりにも傷ついた心は

知らずに愛を

受け入れなくなっていた。

傷つくのが恐いからではなく

すでに傷ついてしまったという

それは遠い過去の記憶。

だから、わたしは

ねじれたままに咲く

咲かずにはいられない

乾いた5月のさわやかな風が

いくらかメランコリックな

湿り気を帯び始めたころに。

わたしは人知れず

咲く

咲かずにはいられない

それがわたしの無邪気さ

再び、踏みにじられることが

あっても何度でも

咲かずにはいられない

それがわたしの息吹。

もしかしたら、あの人は

わたしのことを

踏みにじったことすら知らずに

通り過ぎたのかもしれない。

わたしがここに

咲いていたことすら

知らずにただ

通り過ぎて行っただけ

なのかもしれない。

記憶のなかから

あの人の面影は失われ

灰色の霧のように

散っていった。

「踏みにじられた」という

記憶も忘れ

わたしは再びよみがえる。

やがて夏草に覆われる

土のなかから

わたしは何度でも

よみがえる。

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ジャンル : 学問・文化・芸術

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Sado joさん こんばんは

2月からヨガスクールに通っています。本格的にやりはじめました。けっこう体は動くものです。年々、重くなっていた体の可動域が少しずつ広がってゆきます。年齢関係なく、体は動かせる部分、動かしていくのがいいようです。

ヨガのポーズをとっているときに、意識を体全体に広げられれば、私と体が一つになるのだといわれます。

その瞬間を目指しています。踏み出すのも苦しい足、ご無理をなさらず、ゆっくりと伸ばせる範囲で伸ばし、曲げられる範囲でまげてあげられるといいですね。

でも、ヨガをやっていると、メランコリーのこころがときどき消えます。


からだの話ではなかったのかもしれませんね。

からだとこころの境目が少し薄れてきたようです。

こんばんわ^^

身体が重いんですよね…子供の頃はこんなに重くなかったはず。
人は心に鎧を纏います。その鎧が傷付く度に段々分厚くなって来て、今じゃ足を踏み出すのも苦しい。
人は哀しいものですよね。
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やっとみつけた本当のわたし。自分探しはもうおしまい。ずっとまえからここにいる。わたしの名はメランコリー。

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